マラソンシーズンなので、マラソンでよくある怪我について記事にしようと思います。
ランナー膝とは、膝周囲に発生する様々な怪我の総称。
今回はその中でも腸脛靭帯炎についてお話しします。
腸脛靭帯炎になると、膝の外側(少し上)に痛みが出ます。
大腿骨の外側に付着する腸脛靭帯が大腿骨と接触を繰り返し、炎症を起こすためです。
原因は使いすぎ(オーバーユース)と、よく言われます。
が、市民ランナーの僕達より明らかにたくさん走ってるマラソン選手が腸脛靭帯炎になって走れません。というお話は正直あまり聞いたことがありません。(世に出ていないだけかもしれませんが)。
私は不思議に思います。
オーバーユースと一言で片付けるなら、1週間に約100マイル(約160Km)程度走ることもある、一流選手こそ多い怪我なのではないかと。
では何が違うのか。
それはやはり、仕組みを理解し、ケアをしているかどうか。
そーならないための姿勢で走っているかだと私は思います。
ということで、腸脛靭帯と大腿骨が擦れないためにはどーしたらいいかを考えます。
腸脛靭帯は大腿筋膜張筋の先にあるもの。
大腿筋膜張筋の上には大臀筋や中臀筋があるということ。
まず最も多い原因の一つは、これらの筋肉が緊張することで、結果として
腸脛靭帯と大腿骨外側が擦れて炎症が起きるということです。
つまりケアとしては、大臀筋、中臀筋、大腿筋膜張筋のストレッチは
腸脛靭帯炎の予防やケアになるということです。
いかがでしょうか。
このように理由や仕組みを一つ一つ順番に考えていくと、ストレッチやってみようという意欲にもつながると思います。
今後も定期的に、ランニングに対する投稿をしていきますので
お楽しみいただけると幸いです。
次回もお楽しみに。
大腿筋膜張筋、大臀筋、中臀筋を探してみましょう
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